園長からひとこと


 子ども達を取り巻く環境問題について考えるようになって
25年の月日が流れました。
『地球規模の環境問題を考える』という講演会を
聴きに行ったのがきっかけです。
子ども達が健やかに成長するために係る者の役割はどうあるべきかという課題は
常に頭の中にありました。
当時わが園は徒歩か公共機関での利用という方法しかありませんでした。
その中で園児減少という状況となり、
やむを得ずバス通園をスタートさせました。
便利さを求めるために車社会になってきましたが、
子ども達の身体に異変が起きてくるであろうという事は予測しておりました。
そこで、園外活動を多く取り入れることに力をいれました。
園外保育は子ども達の活動に欠かせないものです。
長崎では階段や坂道が多くみられ体幹を鍛えるにはいい環境に恵まれています。
園外保育を進めていく上で特に注意したいのは地球環境汚染問題です。
オゾン層にホールができ子どもたちにも有害光線が降り注ぐという事を
忘れてはいけません。
まず、子ども達の帽子の問題。
当時保育業界の園児用帽子つばの広さが3.5センチ〜4センチのものが主流でした。
多くの業者にお願いしたのですが、なかなかいい結果は得られませんでした。
保護者の方に相談し、デリケートな耳たぶや首の後ろを
守るために隠れる布を縫い付けて頂きました。
手作りの愛情いっぱい詰まった帽子は、
子ども達にとってもいい思い出となったことでしょう。
そこで出会ったのが「からだ環境総研の柴田英俊先生」でした。
柴田英俊先生のアドバイスを受けながら園としての取り組みをしてきました。
また当園では7年前から足の裏測定を行っています。
保護者の方にも靴の選び方などのアドバイスをしていますので
足の問題も徐々に解消しつつありますが、
依然として年々偏平足が増加している問題が残されています。
車社会になり移動は車という現状が多いのも一因だと思います。
また、地球温暖化の影響もあり、今年の夏は特に暑さが厳しい日々が続きました。
環境省の暑さ指数が毎日危険値に達し、1日30分程度しか
園庭で遊べない日も多々ありました。
次世代を担う子ども達にもより良い地球環境を残していくことが
私たちに課せられた大きな課題であるということを考えます。
身近な事からひとつずつ…。
子ども達のために…。



『神は愛です』
ヨハネの手紙T 4−16
園長 森 嘉代子